PR

 米Lucent Technologies Inc.は,IEEE1394向け物理層LSI「FW802A」のサンプル出荷を開始した。最大データ伝送速度が400Mビット/秒のポートを,二つ備える。特徴は,消費電流が低いこと。2ポートの両方で,400Mビット/秒のデータ伝送を行なう際の最大消費電流は,わずか74mAという。こうした場合,一般には数百mAが必要になる。待機時(超省電力スリープ・モード)の消費電流は50μAである。電源電圧は+3.3V。パソコンやディジタル家電機器への搭載をねらう。

 消費電流を低減できたのは,「設計上の工夫と,最小加工寸法が0.25μmの CMOS技術で製造したことにある」(日本ルーセント・テクノロジー アジア・パシフィック リージョン マーケティング 次長のJames Bates氏)という。IEEE1394インタフェースを備えるパソコンやディジタル家電機器との相互接続性は,Lucent社内で検証済みだという。 64ピンのTQFPとBGAパッケージで供給する。ポート数を一つにし,48ピンのTQFPに収めた「FW801A」も用意した。いずれも, IEEE1394の最新仕様である「IEEE1394a-2000」に準拠する。量産出荷は2000年12月の予定。価格は未公表だが,いずれも3米ドルを下回るもよう。

 なお,Lucent社は,本日(2000年10月17日)から開催する展示会「WORLD PC EXPO 2000」の会場において,このLSIを展示する。