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 米QUALCOMM Inc.は,Bluetoothの標準化機関である「Bluetooth SIG(Special Interest Group)」のAssociateの資格を得たことを明らかにした(発表資料)。Associateとは,SIGのプロモータ9社以外の企業が,Bluetooth仕様の策定にかかわる際に必要な資格である。たとえば現在Bluetooth SIGでは,次世代仕様となる「Bluetooth 2.0」に向けた9の作業部会が活動中だが,そうした部会での議論に参加するための必要条件となる。Associateになれば,必ずしも作業部会に参加できるとは限らないが,すでにソニーやオランダPhilips Electronics社など約50社のメーカがAssociateの資格を得ている。

 QUALCOMM社は,1998年の春からBluetooth SIGのアダプタ(加盟企業)として参加していた。Bluetooth SIGでは,策定仕様のドラフト版を早期に取得できる「Early Adopter」という資格を設けている。QUALCOMM社もこのEarly Adopterの1社だった。しかし,これまではEarly Adopterには仕様策定の議論に参加する権利がなく,活動が限られていた。プロモータ9社以外の企業にも仕様策定の議論に参加する資格を与えるため,SIGは「Early Adopter Version 1.2」という新たな枠組みを2000年に入って作り上げた。Early Adopterのなかで,仕様策定に参加したい企業は,Associate Membershipという新たな契約を,プロモータ企業の1社と結ぶことで,資格を得ることができる。

 QUALCOMM社は今回,この資格を得た形になるが,実際にどの作業部会の議論に参加するなどは明らかになっていない。