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 東京電子設計は,同社のBluetooth用開発キットがBluetoothのロゴ認証を取得したと発表した。ロゴ認証とは,Bluetoothの品質認証機関が,各社が持ちよる開発製品の仕様への準拠度合いを試験するシステムである。試験に合格してBluetooth対応機器として認証されれば, Bluetoothロゴを製品に貼って市場に投入できる。すでに37種の製品が認証を取得しており,Bluetoothの公式WWWサイトの「認定製品リスト」に掲載されている。

機器メーカが,認証を取得した開発キットを利用して機器を開発した場合,最終製品自体の認証取得時の試験項目が減るとみられている。こうした点を自社の開発キットの優位性とするため,国内外のミドルウエア・メーカが認証を取得する例が増えている。米国ではWidcomm社やExtended Systems社などがすでに認証を取得している。国内のプロトコル・スタックで認証を取得したのは,東京電子設計の製品が初めてという。なお,チップセットでは米Texas Instruments社や米Silicon Wave社,独Infineon社などが,送受信モジュールではアルプス電気なども認証を取得済みである。

ただ,現在までに,ハードウエア試験や相互接続性試験などを実際に行なう外部機関(BQTF)が存在しないため,あくまでも自社内で行なった試験内容の確認にとどまっている。また,実際に機器メーカがこうした認証取得済みの開発キットを利用した場合に,最終製品の認証作業がどのくらい楽になるかは,明確になっていない。

今回,東京電子設計が認証を取得した開発キットは,Bluetooth用プロトコル・スタック・ソフトウエアである。HCI(Host Controller Interface)の上位のスタックが中心になる。利用した認証機関(BQB)は,台湾TUV Rheinland Taiwan Ltd.である。