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 フィンランドNokia社は,2000年12月5日に,同社の携帯電話機をBluetooth対応にするための「Nokia Connectivity Pack」を発売することを明らかにした。発売開始は2001年第1四半期で,まずは欧州とアジア地域で販売する。

 Connectivity Packは,Nokia社のGSM方式の携帯電話機「Nokia 6210」を対象とする。6210は同社の主力モデルの一つで,世界中で数百万台が出荷されているという。

 Connectivity Packは,6210とノート・パソコンをBluetoothで無線接続する際に必要な二つのアダプタをセットにしたもの。二つとは,6210の電池パックと同サイズながらBluetoothの無線送受信機能を備える「Connectivity Battery」と,ノート・パソコンで利用する「Connectivity Card」である(写真)。この二つを使えば,携帯電話機を使ったダイヤル・アップ接続や,カレンダやアドレスなどのデータ同期などのアプリケーションが実現できる。

 Connectivity Batteryの中央には,Bluetoothの送受信モジュールが搭載されているが,重量とサイズが6210の標準の電池パックと変わらないため,「外見的には6210と全く同一ながら,Bluetoothの送受信機能を備えさせることができる。携帯電話機の下部にアダプタを接続する手法が多いが,その場合はデザインが悪くなる。当社は外見の良さを保ちながら,Bluetoothに対応させるため,電池パックのスペースを使うことにした」(フィンランドNokia社)。なお同社は,2001年第2四半期には,電池パックではなく,携帯電話機の内部にBluetoothの送受信モジュールを実装した製品を発売する予定だという。

 ノート・パソコン側のConnectivity Cardは,PCMCIAカード型である。対応するのは,Bluetooth 1.0b仕様であり,ポイント・ツー・ポイント接続である。