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T36とヘッドセット
T36とヘッドセット
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スウェーデンEricsson社は,同社が2000年第4四半期に発売を予定していたBluetooth対応携帯電話機の2機種のうち,1機種の発売を取りやめた。同社が現在進めている携帯電話端末事業のリストラの一環で,経営資源を集中投資するためとしている。もう1機種の発売は予定通り進めるという。

 発売を取りやめたのはGSM方式の携帯電話機「T36」。900/1800/1900MHzの三つの無線周波数が利用でき,WAPブラウザを備えている。

 ただ,T36は高速データ通信方式である「GPRS」に対応していない。もう1機種の「R520」は,GPRSに対応していることやデザインなどが人気を呼び,すでに複数の通信事業者への納入が決まっている。こうした通信事業者からの反応なども,2機種を1機種に削減するという方向に向かった理由と考えられる。

  Ericsson社は先日,Bluetooth技術に関するライセンスを専業とする新会社を設立した(関連記事)が,これも携帯電話端末事業の再構築がねらいだった。Ericssonの端末事業部にとって,Bluetoothによる収益は不明確な点が多かった。それを別会社に分けることで,事業責任を明確にするという。