PR

 「IPコアを個別に動作検証しておいたとしても、システムLSIの開発効率は思ったほど向上しない。利用頻度の高いコアを集積したプラットホーム(テスト・チップ)をあらかじめ試作し、チップ単位での動作検証を済ましておく必要がある」。米Philips Semiconductor社Chief Technology OfficerのTheo Claasen氏は、IPコアを利用しやすくするための方法として、このような方法を提案した。

 Philips Semiconductor社では、すでに携帯電話機向けやディジタル・テレビ受像機向けなど特定の応用分野ごとに、動作検証済みのプラットホームをもっているという。そして、このプラットホームを改良する形で、所望の仕様のシステムLSIを開発していく。このプラットホームは、集積する頻度の高いIPコアをなるべく多く搭載するように設計する。プラットホームが所望のシステムLSIのスーパー・セットとなるように構成しておくことで、システムLSIを開発するときの動作検証の手間はかなり省けるという。