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 C言語ベースの設計手法の普及団体Open SystemC Initiativeは,企業間で相互利用可能なシステム・レベルのC++モデルの仕様「SystemC モデリング・プラットフォーム バージョン1.0」が完成したと発表した。すでにテストも完了しており,2000年4月3日までには,Open SystemC Initiativeのホームページ上から仕様,ソース・コード,リファレンス・マニュアルをダウンロードできるようになる予定である。

 SystemC モデリング・プラットフォーム バージョン1.0は,以前のバージョン0.91と比べて,固定小数点データ・タイプに対応している点が異なる。固定小数点データ・タイプは,複雑なアルゴリズムを精緻に表現するときに必要になる。

 またSystemC モデリング・プラットフォーム バージョン1.0の公開と同時期に,「バージョン1.1」のベータ版も公開される見込みである。バージョン1.1では,抽象的な通信プロトコルを記述するための方法と「Remote Procedure Call(RPC)」と呼ばれる高位での動作や通信をシミュレーションするための計算モデルが追加される。