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 米Fairchild Semiconductor Corp.は、米Intel Corp.のチップ・セットである「Camino」と「Whitney」などに対応した電源IC「RC5061」を発売した(ニュースリリース)。チップ・セットのコア部に電力を供給する同期モードDC-DCコンバータ制御回路と、終端回路やクロック発生回路に電力を供給するLDO(low dropout)レギュレータ回路を二つ内蔵する。

 DC-DCコンバータ制御回路では、外付けのnチャネルパワーMOS FETを駆動することで、電力をチップ・セットのコア部に供給する。出力電圧は、内蔵した5ビットD-A変換器でコア部からの要求を受けて、+1.3V~+3.5Vの範囲で制御する。初期の電圧誤差は+1.550V+40mV/-70mVである。出力電流は標準で18A。変換効率は最大負荷時に標準で85%。リモート電圧検出による制御を採用しているため、電流検出用の高精度の抵抗器は必要ない。このため従来法に比べると、コストを約40%低減できるという。LDOレギュレータの出力電圧は、+1.5V±75mVと+2.5V±125mVである。

 なおチップ・セットの電源回路のほかに、Pentium?プロセサのVRMとしても使用できる。ただし、その際には五つの出力コンデンサが必要になるという。電源電圧は+5V±25mV。パッケージは20ピンのSOIC。1000個購入時の米国での単価は2.40米ドルである。