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細かな部品の配置にもノウハウが  詰まっているという
細かな部品の配置にもノウハウが 詰まっているという
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2001年1月6日~1月9日に米国Las Vegasで開かれた民生機器関連の展示会CES(Consumer Electronic Show)で,ソニーはBluetoothの通信機能を備えるメモリースティック「Infostick」の試作機を展示するとともに,静止画を送受信するデモを行なった。

展示会場で行なわれたデモは,ディジタル・スチル・カメラで撮影した静止画像をBluetoothで液晶パネルに送信するもの。試作機はBluetoothの「Version 1.0b」に対応していたが,実際の製品では「Version 1.1」に対応する見込み。発売は2001年中,価格は1万円以下を目指している。

 Bluetoothのベースバンド処理回路,メモリースティック・インタフェース回路などを1チップに集積したLSIは,ソニーが開発した。コントローラのコアには英ARM社の「ARM7」を使用している。8MバイトのフラッシュEEPROMのほかに,2KバイトのEEPROMを内蔵しているのが特徴。このEEPROMに各種情報を記録することで,接続する相手を覚えさせるといった使い方が可能になる。TCP/IPのプロトコルを実装することで,Infostickを持ち運ぶだけでメールを使えるようにすることも検討している。

 ソニーの展示会場には,他社の技術者が写真撮影に押しかけたという。そのため2日目以降は報道関係者以外の写真撮影を禁止していた。Bluetooth対応製品についてはモックアップの展示にとどまったSDカード陣営だが,「SDカードでも同様の製品を2001年第2四半期に発売する」(東芝)と対抗意識をあらわにした。