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 米Semtech Corp.は、チャージポンプ回路を使って入力電圧を2倍に高めるDC-DCコンバータIC「SC1464」を発売した(ニュースリリース)。携帯電話機などの電池駆動機器に向ける。

 出力電圧範囲は+2.5V~+3.5V。出力電流は60mAである。チャージポンプ回路を使うことで、スイッチング・レギュレータ回路では必須だったインダクタを不要にした。このため放射電磁雑音(EMI:electro-magnetic interference)の発生量を抑えることが可能になり、携帯電話機設計にかける労力やコストを削減できるようになったという。

 発振器の周波数は、8kHzと32kHz、260kHz、1MHzのなかから選択できる。変換効率は、発振周波数が260kHzのときに94%。外付け部品は、たとえば20mA出力の用途に使いケースで、コンデンサが三つ必要になる。シャットダウン時の消費電流は1μA。動作温度範囲は-40℃~+85℃。パッケージはMSOP-8。米国での1000個購入時の単価は1.43米ドルである。