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 米DisplaySearch社は,2007年第3四半期におけるテレビ向けICの世界市場調査の結果を発表した(発表資料)。映像処理用ICやIP変換/スケーリングICを合計した出荷個数は,対前年同期比22%増,対直前期比28%増となった。消費者がアナログ放送対応テレビからデジタル放送対応テレビへ買い替えを進めていることが,出荷個数の増加につながったという。売上高は3億4600万米ドルで,直前期から16%増加した。

 DisplaySearch社は,「2007年第3四半期のテレビ向けICの売上高は,大きく伸びた。この成長は,消費者が2007年後半にデジタル放送対応テレビへ買い換えることを予想して,テレビを扱う小売店が十分な量の在庫を蓄積させていることに加え,消費者の薄型テレビへの買い替え需要が旺盛なことによる」と説明する。

 メーカー別の出荷個数シェアを見ると,首位は米Trident Microsystems, Inc.で,シェアは21.7%。直前期からシェアを5.5ポイント落とした。出荷個数は直前期比で2%増加している。2位には米Genesis Microchip Inc.を抜いて,台湾MediaTek, Inc.が浮上。出荷個数は直前期比で94%増加し,17.1%のシェアを占めた。3位はGenesis Microchip社。直前期の2位から後退したが,シェアは対直前期比0.5ポイント増の13.6%だった。出荷個数は対直前期比で32%増の390万個となった。4位と5位はスイスMicronas Semiconductor Holding AGと米Advanced Micro Devices,Inc.(AMD社)で,シェアは7.7%と7.3%。出荷個数は直前期比でそれぞれ6%減と7%増だった。なお,AMD社のシェアは買収したカナダATI Technologies Inc.の分を含んでいる。

メーカー別出荷個数シェア(上位5社)
メーカー別出荷個数シェア(上位5社) (画像のクリックで拡大)

 2007年第4四半期については,「第3四半期が好調だったため,出荷数と売上高を大幅に伸ばすのは難しい」とDisplaySearch社は予測する。