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 IT専門調査会社のインターナショナルデーターコーポレイションジャパン(IDC Japan)によると,1999年の国内パソコン出荷台数は対前年比36.7%増の1083万台と大きく伸びた。特に,インターネットや電子メールの普及を背景に家庭向けパソコンが大きく伸び,同85.4%増の490万台となった。それに対して企業向けでは,景気の低迷と2000年問題が影響して同12.3%増の593万台にとどまった。

 出荷台数のシェアは,上位4社は前年と変わらず,NEC(出荷台数のシェアは22.2%),富士通(同20.7%),日本アイ・ビー・エム(同10.1%),東芝(7.2%)の順になった。5位には,出荷台数を対前年比44.5%増と大きく伸ばしたソニーが入った(同6.8%,前年は8位)。ソーテックは,iMacのデザインを模倣したとアップルコンピュータに訴えられたことで知名度を上げ,ベスト10入りを果たした(同3.0%,前年は17位)。

 なお,出荷台数が伸びた一方で,デスクトップ・パソコンを中心に低価格競争が激化し,平均販売価格は下落した。1998年第4四半期が27万3000円だったのに対し,1999年第4四半期では対前年同期比18%減の22万4000円になった。国内パソコン市場における販売価格が20万円以下の製品の比率は,1998年第4四半期には22.4%だったが1999年第4四半期には47.2%に増えた。

 IDC Japanは,2000年の国内パソコン市場を対前年比20%増の1296万台と予測する。