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 米DisplaySearch社は2007年第3四半期におけるノート・パソコンの世界市場調査の結果を発表した(発表資料)。出荷台数は対前年同期比42%増,対直前期比24%増の2903万台だった。同社によれば,第3四半期は例年,新学期開始に向けてノート・パソコンの需要が伸びるという。これに加え,消費者がデスクトップ・パソコンからノート・パソコンに移行していることがブランドのシェア拡大に影響しているとする。

 ただし,すべてのブランドがこの影響を等しく受けるわけでないという。同社は,現在のブランド戦略を牽引しているものの1つとして,消費者向けの販売の成長を挙げる。2007年に台湾Acer Inc.が発表した米Gateway,Inc.とPackard Bell社の買収も(Tech-On!の関連記事1同2),米Dell Inc.が発表した複数の小売業者との提携も,消費者向けの市場でシェアを拡大しようとするブランド戦略の例だとDisplaySearch社は説明する。

 ブランド別出荷台数シェアを見ると,首位は米Hewlett-Packard Co.で21.4%。直前期からシェアを拡大した。同社は,5四半期連続して首位を維持している。出荷台数は対前年同期比72%増の622万台。一方,2位の米Dell Inc.は直前期からシェアを縮小して13.8%とした。同社のシェアが14%を下回るのは初めてという。出荷台数は対前年同期比12%増の401万台。3位の台湾Acer Inc.はシェアを拡大して12.8%。また,Acer社の出荷台数に,同社が買収を発表したGateway社とPackard Bell社の出荷台数を合わせると,シェアは16.2%となる。4位は東芝で,5位が中国Lenovo Group Ltd.。シェアはそれぞれ9.1%と8.9%。出荷台数は対前年同期比21%増の265万台と同54%増の257万台だった。このほか,ソニーは同94%増の163万台,台湾ASUSTeK Computer Inc.は同73%増の121万台を出荷した。

ブランド別の出荷台数
ブランド別の出荷台数 (画像のクリックで拡大)

 2007年第4四半期のノート・パソコンの出荷台数は,引き続き成長する見通し。通年の出荷台数は1億300万台を上回ると予測する。

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