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 ソニーは,2000年度の経営方針を発表した。1999年度から始めていた経営改革が,2000年度から第2段階に入るとした。「既存事業の効率化」と「IT技術の導入」,「新規ネット事業領域への挑戦」の三つに注力する。

 今回発表した重点項目は以下のとおり。
(1)執行役員専務の安藤国威氏が執行役員副社長兼COOに就任。
(2)将来の事業持ち株会社への移行を視野に,ソニーグループの全事業を統括するグループ本社「eHQ」を新たに設ける。事業全体の戦略立案と既存事業へのIT技術の取り込みを推進する。
(3)eHQの業務執行機関として,「eMC」を新設する。eMCに二つの会議を設ける。代表取締役社長兼CEOの出井伸之氏が議長を務めるビジネス領域の会議と,COOの安藤氏が議長を務めるエレクトロニクス中心の会議である。
(4)eHQ内に「eSONY推進本部」を設立する。CEO直属の組織と位置付け,ネット事業の立案,企画,推進などを行なう。
(5)ソニーコミュニケーションネットワーク(SCN)とプレイステーション・ドットコムの二つを,ソニーのネット事業展開の戦略的プラットフォームと位置付け,グループの総力を挙げて支援する。
(6)ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント(SPE),ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)などの事業持ち株会社として,ソニー・ブロードバンドエンタテインメント・インク(SBE:Sony Broadband Entertainment,Inc.)を米国に設立する。