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 日本放送協会(NHK)と三菱電機は,映画のスクリーンに表示された映像などを再びビデオ・カメラなどで不正に撮影しても,映像を撮影した場所や時刻などを特定できる電子透かし技術を開発した(発表資料)。映画のスクリーンなどを撮影して製作した不正コピーの流通やインターネットを使った配信の抑制を狙う。映画のほか,パブリック・ビューイングといった特定の大画面テレビに映し出した映像の不正コピーへの対策も想定する。

 今回開発した技術は,画面やスクリーンを斜めから撮影したり,コンテンツの一部が欠落したりしても情報の検出が可能という。また,従来と同様に,VTRやDVDレコーダーを使って映像を複製しても,透かし情報が検出できる。

 デジタル・シネマの設備を持つ映画館であれば,映画館ごとに個別の透かし情報を埋め込むことが可能。これによって,不正コピーがどの映画館で撮影されたかを追跡でき,ビデオ・カメラを使用した不正な撮影の抑止力になるという。

今回開発した電子透かしの活用例
今回開発した電子透かしの活用例 (画像のクリックで拡大)

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