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図1 三洋電機が発売する液晶プロジェクター「LP-XF70」
図1 三洋電機が発売する液晶プロジェクター「LP-XF70」
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図2 光源ランプの配置を変更してムラを低減
図2 光源ランプの配置を変更してムラを低減
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図3 フィルターはカートリッジ方式であり,ワンタッチで交換ができる
図3 フィルターはカートリッジ方式であり,ワンタッチで交換ができる
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 三洋電機は,消費電力を950Wに抑えて,AC100Vで使用できる前面投射型の液晶プロジェクターを発売する。明るさが9000lmで画素数が1024×768画素(XGA)の「LP-XF70」,明るさ6000lmで1366×800画素(ワイドXGA)の「LP-WF20」の2機種を用意する(図1,ニュース・リリース)。コントラスト比はともに2000対1。LP-XF70では40型~600型,LP-WF20では30型~400型までの表示が可能。大会議室での利用や,大画面のデジタル・サイネージ(電子広告)などに向ける。

 同社は高輝度と低消費電力化を実現するために,表示素子と光源を見直した。表示素子に用いる液晶パネルや偏光板などの部品を最適化し,開口率を向上した。さらに,330Wの高出力ランプを2灯用いることで,LP-XF70は明るさ9000lmを実現したという。これらの工夫によって,明るさが9000lmである同社の従来品「LP-XF42」と比べて,約37%の低消費電力化を実現した。LP-XF42では,250Wの高圧水銀(UHP)ランプを4灯用いていた。

 加えて,光源ランプの配置を変更することにより,輝度ムラのない表示を実現した(図2)。今回の製品は,全反射ミラー2枚とハーフ・ミラー1枚を用いて液晶パネルに光を入射する。1灯の光源ランプで液晶パネルの全領域に光が入射できる。従来は2灯のランプの光を複数のプリズムを用いて液晶パネルに入射していた。1灯の光源ランプが入射する光の領域が分かれていたため,ランプの位置がわずかにズレた場合,境界部分の光が重なることが多く,輝度のムラになりやすかった。

 このほか,フィルターの目詰まりを吸気の風量から検出して,自動的にフィルターを巻き取る「自動巻き取りフィルター制御」機能を搭載する。フィルターを自動的に交換して,従来機種10回分のフィルター交換を1回に削減したという。フィルターはカートリッジ方式であり,ワンタッチで交換ができる(図3)。

 外形寸法はともに530mm×267.5mm×757mm。発売時期と価格は,LP-XF70が2008年1月11日に発売開始で価格は367万5000円,LP-WF20が2008年1月21日に発売開始で価格は262万5000円とする。2機種を合わせて月産500台を予定する。

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