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 台湾メーカは携帯型情報端末やミニ・ノート・パソコンといった,比較的実装技術が要求される小型の機器でさえあっさりとマネしてしまう。たとえば次の写真は,台湾Palmax Technology Co., Ltd.が開発した,Windows CE搭載のPalm-Size PCだ。製品コンセプトは,カシオ計算機のPalm-Size PC「CASSIOPEIA E-507」とほぼ同じである。ディジタル・スチル・カメラを備え静止画の撮影が可能。内蔵のMP3プレーヤ・ソフトウエアで音楽を聴くこともできる。


台湾Palmax社のPalm-Size PC「PD-500C」
1999年9月発売予定。価格は450米ドル程度になる見込み。

 コンセプトはマネでありながら,同社は「カシオ製品よりも優れているところがある」とアピールする。一つは価格。CASSIOPEIA E-507は実売価格が約10万円なのに対して,Palmax社の製品は450米ドルと安い。もう一つは電池駆動時間で,1回の充電で15時間動作する。一方E-507は6時間だ。

 Palmax社はこのほかに,東芝の携帯型パソコン「Libretto」にそっくりなパソコンも展示した。価格は1100米ドルと安い。さらに,タッチ・パネルを搭載することでLibrettoよりも操作性を向上させたという。このタッチ・パネルはユニークな機能を備えており,たとえばワープロ・ソフトウエアを使用中などに,画面に「100×50=」と書くと,「100*50=5000」という文字列が入力される。

左がPalmax社の「PD-1100」,右が東芝の「Libretto 50」
PD-1100は1999年6月発売。価格は1100米ドル。

 このほかに,台湾Penbex Data Systems, Inc.からは米3Com Corp.の携帯型情報端末「Palm」シリーズにそっくりな携帯型情報端末が登場した。Palm同様,米Motorola, Inc.のマイクロコントローラ「DragonBall」を搭載する。OSは独自開発。


携帯型情報端末「E-star Personal Comanion」
外観や操作性はPalmシリーズにそっくりだ。
OEM供給専門で,価格は未定。