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昭和電工の4元系LEDを使ったランプ
昭和電工の4元系LEDを使ったランプ
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 昭和電工は,高輝度の4元系LEDの生産能力を2008年末までに月産1億個から2億個に増強すると発表した(発表資料)。12億円を投資する。同社は,高輝度4元系LEDの生産拠点である秩父事業所の生産能力を引き上げる工事を,2007年10月に完了している。この工事によって,月産3000万個から1億個に生産能力を拡大したが(Tech-On!の関連記事),現行の生産能力では2008年以降の供給に不足が生じる可能性があるため,今回さらなる増強を決めたという。

 4元系LEDは,アルミニウム(Al),ガリウム(Ga),インジウム(In),リン(P)の四つの元素から成る化合物半導体を使うLED。元素の組成を調整することで赤色,オレンジ色,黄色,黄緑色のLEDを製造できる。4元系LEDは,屋外ディスプレイなどに使用されているほか,自動車のリアランプや車内照明,薄型テレビやパソコンの液晶ディスプレイのバックライト向けに用途開発が進んでいる。昭和電工によれば,4元系LED市場は,今後年平均30%以上での成長が期待されているという。

 同社は現在,窒素ガリウム(GaN)系のLEDや高輝度4元系LEDに積極的に投資している。2008年には高輝度LED事業で150億円の売上高を目指す。

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昭和電工のLEDチップのラインナップ
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