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 シャープは99年7月21日,カラー・プリンターを一体化したメール端末「アイプリメーラ」(MA-10)を発表した。ワープロ専用機の技術をベースとし,インターネットを簡単に使うためのユーザー・インタフェースを採用した端末。本体のヒンジ部分にアプリケーション起動用の大きなボタンを3個備えた。このボタンを押すだけで,(1)メール受信確認,(2)インターネット接続,(3)カラー印刷---ができる。本体色は,設置する部屋に合わせて「シャーベットグリーン」「シャーベットピンク」「ライトブラウン」の3色から選べる。発売日は99年7月28日。価格は13万5000円だが,シャープによると,実売価格は10万円を切る見込み。月産台数は1万台。

 アイプリメーラのターゲット層は,インターネット・ユーザーのうちの非パソコン・ユーザー。インターネット・ユーザーは,ここ数年,年間400万~500万人ずつ増加している。シャープでは,このうちの半数以上である200万~300万人が,パソコン以外の情報機器でインターネットを利用していると予測している。

 主に,「インターネットはやりたいが,パソコンを使うには自信がない」といったユーザーが中心。具体的には,若い主婦や熟年層などの初心者ユーザーや,同社のワープロ専用機「書院」の買い替えユーザーなどを想定している。 また,家電量販店だけでなく,パソコン売り場にも置くことで,「インターネットを使う単機能マシンとして,パソコン・ユーザーにもアピールする」 (シャープの鷲塚諫副社長)という。

 本体の「メール」ボタンを押すと,回線に接続して受信メールがあるかを確認できる。メールが着信した場合は,ボタンの点滅とブザー音で通知する。電子メール機能には,5つの受信ボックスを用意。パスワードを個別に設定する機能も搭載し,家族のメンバー一人ひとりがメールを使えるようにした。また,回線接続/メール受信中/着信といった電子メールの進捗状況を,画面上のキャラクターの表示で確認できる。

 「インターネット」ボタンを押すと,Webブラウザーが起動してインターネットに接続し,設定したWebページを表示する。接続中はボタンが点灯する。アクセス頻度の高いページをアイコンで記録しておける機能や検索機能を備える。SSL(Secure Sockets Layer)を採用したWebページの閲覧も可能で,オンライン・ショッピングもできる。

 印刷機能は,熱転写方式を採用。専用のリボンカセットを装着して印刷する。印刷できる用紙サイズは,官製ハガキからB4縦(カラーの場合はA4縦)。「印刷」ボタンを押すと,画面上に表示している内容を印刷する。「印刷」ボタンを押すと,画面上に表示している内容を印刷する。 「パソコン通信機能」も備え,NIFTY SERVEなどのフォーラムやサービスを利用できる。FAXを受信することも可能。このほかの機能として,ワープロ文書作成機能やハガキのデザイン機能,ラベル作成機能,住所録機能,受信したメールの添付画像を閲覧できるビューアー機能---などがある。

 操作には,本体のボタンのほか,マウスまたはキーボードを使う。ディスプレイは,10.4型ハイコントラストSTNカラー液晶を採用した。表示解像度は 640×480ドットで,256色を表示できる。データ通信時最大36.6kbps,FAX通信時最大14.4kbpsのFAXモデムを内蔵する。外部記憶装置として,FDDを装備。外形寸法は幅377×奥行き236×高さ214mm,重さは5.6kg。

 同社の情報提供サービス「シャープスペースタウン」では,アイプリメーラ用ページを開設し,コンテンツを配信する。URLはhttp://www.spacetown.ne. jp/iprimera/index-ip.html(7月28日から)。

 当初は,電子メールの受信状況を示すキャラクターのダウンロード・サービスや,レシピ情報,おすすめWebページをまとめた「インターネット番組表」 などを提供する。順次,えとのイラストなど,年賀状作成用の素材の提供も開始する計画。(鈴木 陽子=ニュースセンター)

■問い合わせ: シャープ お買物相談ホットライン 電話0120-303909
          シャープスペースタウン http://www.spacetown.ne.jp/