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 ソネット(本社:東京都墨田区)と数理技研(本社:東京都新宿区)は7月30日,電話線による高速データ通信サービスを提供するベンチャー会社「東京めたりっく通信」を共同で設立したと発表した。新会社の資本金は3000万円。 代表取締役にはソネットの小林博昭社長が就任し,本社はソネット内に置く。 ソネットはDSL(Digital Subscriber Line)関連機器ベンダー,数理技研はソフト開発会社。

 新会社では,99年秋をめどに,東京都内の一部(中央,港,新宿,豊島,台東の5区)で,高速のインターネット接続サービスを開始する。DSL技術を採用し,1Mビット/秒程度のアクセス速度を確保するという。料金は固定制で,個人向けが月額5000円台,企業向けが月額3万円の予定(初期費用除く)。当初1000人以上のユーザー獲得を目指す。今後,2001年には首都圏全域に,2002~2003年には全国へと,サービス地域を拡大していく計画である。(藤中 憲人=ニュースセンター)

■問い合わせ先:
   東京めたりっく通信のホームページ(8月2日開設) http://www.tokyometallic.com/