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 コダック(本社:東京都中央区)は99年8月3日,109万画素のCCD(電荷結合素子)を搭載した普及型デジタルカメラ「コダック DC215 Zoomデジタルカメラ」(DC215 Zoom)を発表した。光学式2倍ズームなど主な機能は従来機種の「DC210A Zoom」と同じながら,本体の体積を約35%小型化したのが特徴。また従来はオプションだったパソコン接続用キットを標準添付した。9月下旬に発売する。価格はオープン。コダックでは実売価格が4万円を切ることを見込んでいるという。主に初心者をターゲットとして販売する。

 本体色はシルバーのみ。レンズの焦点距離は,35mmのフィルムカメラで29~58mmに相当。1.8インチ液晶モニターと光学実像式ファインダーを備える。起動時間は約4秒で,撮影間隔は約9秒。連続撮影機能はない。
 画像の記録媒体はコンパクト・フラッシュ・カード(CFカード)。圧縮/記録方式はJPEG,FlashPix。4MBのCFカードに記録できる枚数は,1152×864ドットの「高解像度」で撮影した場合,圧縮率により13枚~31枚。640×480ドットの「標準」の場合は,同じく28枚~59 枚。また今回の機種から,プリントしたいコマ番号や枚数などの情報を記録媒体に書き込むためのフォーマットDPOF(Digital Print Order Format)に対応した。

 外形寸法は幅115×奥行き43.3×高さ67.5mm。電源は単3乾電池4本を使用。 電池を入れない状態での重さは,DC210A Zoomより15g軽い305g。本体には,パソコンと接続するためのケーブル/ソフトや4MBのCFカードなどが付属する。 (平野 奈々=ニュースセンター)

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   コダック デジタル イメージング事業部カスタマー サポート  電話03-5644-5050