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 米nVIDIA Corp.は,描画処理性能を高めたグラフィック処理用LSI「GeForce256」を,米Intel社の主宰する開発者向け会議「Intel Developer Forum(IDF)99」において発表した。集積するトランジスタ数は2300万個と,米Intel社の次世代CPU 「Merced」並である。レンダリング処理用エンジンを四つ搭載し,1500万ポリゴン/秒の描画処理性能がある。レンダリング処理用エンジンのビット幅は256ビット。4億8000万ピクセル/秒の処理を行なう。1999年9月には,このLSIを搭載したグラフィック処理用拡張ボードが,店頭に並ぶ。価格は明らかにしなかったが,同社が現在製品化しているTNT2より高くなる見込みだ。すでに台湾のTSMCで,0.2μmのCMOS技術を使って量産を開始した。

 ソニーの次世代プレイステーション用レンダリングLSIについては「当社の製品はすでに量産のレベルにある。それに対して次世代プレイステーション用 LSIはさらに先になる。この点が当社にとって大きなアドバンテージになる」(米nVIDIA社の担当者)という。NVIDIA社は,今後も6ヵ月ごとに性能を2倍に高める計画だ。(蓬田宏樹=パーム・スプリングス)