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 米Intel社は,PC133規格のシンクロナスDRAM(SDRAM)に対応したチップ・セットを2000年の上半期にも投入する。同社は Diredt Rambus仕様DRAM(Direct RDRAM)の普及を優先課題とし,これまでPC133規格のシンクロナスDRAMに対応したチップ・セットの開発に二の足を踏んでいた。しかし, Direct RRAMが予想以上にコスト高なことなどが原因で,「DRAMメーカからのPC133に対する要求が強くなってきた」(Intel社)ことから, PC133規格に対応したチップセットの開発に踏み切った。ただし,開発するチップセットが低価格パソコン向けなのか,上位機種向けなのかを含めて,チップセットを開発すること以上の詳細は明らかにしていない。

 今回のPC133への対応は,RDRAMの普及促進に血眼になっているIntel社にとってはまさに苦渋の選択といっても過言ではないだろう。DRAM メーカの要求に押し切られるかたちとなった。発表の席でIntel社は,「PC133には性能的なメリットがあるとは思っていない」と,PC133規格をあくまでRDRAMのコスト低下と普及を待つための「応急処置」と位置付けたものの,これによって,RDRAM関連の開発スケジュールを見直すDRAM メーカやパソコン・メーカも登場しそうだ。(高橋史忠=パーム・スプリングス)