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ナナオは,42型カラー・プラズマ・ディスプレイ・モニタ「EIZO FlexScan P4260」を1999年4月20日から発売する。オフィスでのパソコンを使うプレゼンテーションや,病院や学校,金融,空港などで使う情報表示パネルを狙う。画素数は852×480,画面輝度は200cd/m2,コントラスト比は400対1,消費電力は350Wである。価格は99万8000円。

画質で勝負

今回のプラズマ・ディスプレイの開発で最も注力したのは,「画質の向上」(ナナオ)という。プラズマ・ディスプレイはCRTディスプレイに比べて,ディスプレイ・メーカで画質を調整できる自由度が低い。パネルの構造や駆動ICでほぼ決まってしまう。しかしナナオでは,「アナログRGBインターフェイスで映像信号をパネルに入力しているため信号のクオリティを高めたり,A-D変換回路の工夫などで画質を高める余地がある」と見ている。

雑音対策に課題

同社は今後の課題として,放射電磁雑音対策を挙げる。今回は,電磁雑音の規制値であるVCCIクラスAしか満足していない。産業用にはクラスAで十分だが,「ユーザからはクラスBを満足してほしいという要求がある。しかし,現状の対策技術ではクラスAが精一杯。今後,対策技術の開発が必要となる」(ナナオ)という。(松本輝恵)