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図1 既存の印刷媒体を置き換える
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図2 デジタル・サイネージ市場は急拡大の見込み
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図3 PTAはデジタル・サイネージ市場への要求をすべて満たすと主張
図3 PTAはデジタル・サイネージ市場への要求をすべて満たすと主張
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 「デジタル・サイネージ(電子看板)に適したディスプレイは,PTA(plasma tube array)だ」――。シート状のPDP「PTA」の開発を進める篠田プラズマは2008年1月28日,デジタル・サイネージ市場への期待と同市場に向けたPTAの優位性について記者会見で説明した。記者会見の主題はアライアンス体制構築(Tech-On!関連記事)であったものの発表内容の説明とは別に,多くの時間を説明に割いた(図1)。

 デジタル・サイネージ市場は,ディスプレイの新たな用途として注目が高まっている。例えば,2007年10月に開催された「FPD International 2007」の基調講演では,韓国Samsung Electronics Co., Ltd.のPresident & CEO, LCD BusinessのSang-Wan Lee氏が「FPD市場の第2ラウンド」の一つとして,デジタル・サイネージを挙げている(Tech-On!関連記事)

 篠田プラズマ 代表取締役会長の篠田傳氏はまず,米DisplaySearch社のデータを基に,デジタル・サイネージ市場が今後,急成長することを示した(図2)。この市場に向けて,大画面が得意でしかも薄型・軽量,シームレス接続が可能などといった特徴を備えるPTAが最適であることをアピールした。

 現行技術で,画面寸法100型以上のデジタル・サイネージを実現する場合,例えば(1)プロジェクター,(2)LEDディスプレイ,(3)液晶を用いたマルチビジョン,(4)PDPといった手段が考えられる。これに対し篠田氏は,それぞれの課題を以下のように指摘した。すなわち,(1)のプロジェクターは,輝度が低い。(2)のLEDディスプレイは,解像度が低くコストが高い。(3)のマルチビジョンは,各ディスプレイ間に非表示領域が発生する。(4)のPDPは,膨大な設備投資が必要になる。

 そこで篠田氏は「デジタル・サイネージ市場には新方式ディスプレイが求められる」とし,「デジタル・サイネージ向けディスプレイへの要求をすべて満たすのはPTAのみ」と力説した(図3)。

 篠田プラズマは,2008年下期に142型モジュールの量産出荷を始める予定。デジタル・サイネージ市場を中心に用途を広げてく考えだ。

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