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 セガサミーホールディングスは,子会社であるセガで希望退職者を募ると発表した。募集人数は400人程度で,2007年12月末現在のセガ従業員の約11%に相当する。募集期間は2008年2月8日から2週間程度としており,退職時期は2008年3月末までを予定している。400人程度が退職した場合,特別損失が約29億円発生する見込み。また,人件費は年間で約35億円減少するという。

 セガはアミューズメント施設事業や国内コンシューマ事業が低迷しており,2007年度通期(2007年4月~2008年3月)で営業損失60億円を計上する見込みである。採算のとれないゲームセンター約110店舗を閉鎖する方針で,2008年1月~3月期には約60店舗を閉鎖する計画だ。今回の人員削減はこうした事業整理の一環。ただし,人員削減は全部門を対象としており,アミューズメント施設事業に限定したものではないという。

 セガはゲームセンターの収益が悪化している背景について「さまざまな理由がある」とした上で「『Wii』の好調も一因。体を使って複数人で遊べるというゲームセンターのお株を奪われた」と説明する。さらに「大型テレビが普及したことで,Wiiに限らず,家庭でも迫力あるゲーム映像などが楽しめるようになったことも大きい」とした。