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 米連邦通信委員会(FCC)は米国時間の2008年3月20日, 700MHz帯の周波数オークションに勝利した企業名リストを公開した(Tech-On!関連記事PDF形式の発表資料)。これら企業の中でも,多数の周波数帯を確保したのは米AT&T Mobility LLCや米Verizon Wireless社である。さらに米衛星テレビ事業者大手のDISH Networkなどを運営する米EchoStar Communications Corp.傘下の米Frontier Wireless LLCも,かなりの周波数帯を獲得する権利を得た。

 一方で,業界の注目を集めていた米Google Inc. (Tech-On!関連記事)は結局,勝利者リストには載らなかった。Google社のオークション参加というのは,「業界に対してオープンなプラットフォームの利用を促すための,圧力を掛けるためであり,実際に権利を取得する気は無かった」という見方も出ている。

 AT&T社は,704-710および734-740MHz帯を含むBブロックの大部分の周波数を利用する権利を購入した。Verizon社もBブロック内の周波数帯を確保したが,698-704や728-734MHz帯を含むAブロックと746-757や776-787MHz帯を含むCブロック内の周波数帯も手に入れた。Frontier Wireless社が722-728MHz帯を含むEブロック内の大部分の周波数を取得した。

 このほか米Qualcomm Inc.や米大手ケーブルテレビ事業者米Cox Communications, Inc.傘下の米Cox Wireless,Inc.,そして米Microsoft Corp.設立者の一人であるPaul Allen氏関連の米Vulcan Spectrum LLCなどがある。Qualcomm社はAブロックやBブロック,Eブロック内の周波数帯を確保した。Cox Wireless社はAブロックとBブロック内の周波数帯を取得した。Vulcan Spectrum社が手に入れた周波数帯は,主にワシントン州やオレゴン州に中心したAブロックである。