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 フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンは,産業用ヒューマン・マシン・インタフェース(HMI)アプリケーションに液晶ディスプレイ(LCD)を利用したタッチ機能を追加する「ColdFireプロセッサMCF5227x」を発表した(発表資料)。高集積32ビット・マイコンのMCF5227xは,LCDおよびタッチ・スクリーン・コントローラを内蔵し,また柔軟な設計を支援する機能を備えているため,業務用および産業用アプリケーションにタッチ機能と多様なオプションを容易に組み込めるという。主なアプリケーションとしては,冷蔵庫や洗濯機などの大型家電,検査/計測機器,冷暖房や照明制御システムなどを想定している。

 MCF5227xは,CANモジュールおよびUSBのホスト/デバイス,USB On-the-Go(OTG)モジュールを搭載しており,シリアル通信の共通化やアップグレードを柔軟に行える。CANは産業アプリケーションに必要となる信頼性向上に対応する。USB OTGは,システムへのデータ入力またはシステムからのデータ収集の処理が簡単にできる。

 MCF5227xはまた,柔軟な外部バスおよびFlashからのシリアル・ブート機能を備えている。Flashからのブートと128K SRAMブロックを併用することで,Serial Flash Memoryに簡単にコードを格納できる。また128K SRAMブロックは,システム性能を強化するだけではなく,必要な外部メモリ量も削減できる。外部バスは,DDRのサポートをはじめとする様々な外部メモリ構成を可能にすることで,システム・コストを抑制する。

 既にMCF5227xのサンプル出荷は開始されており,また同プロセサを機能や性能を評価するためのシステム「M52277EVB」も販売されている。プロセサの価格は7.5米ドル(1万個購入時の場合),評価システムの参考価格は449米ドル。