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 米国際貿易委員会(International Trade Commission,ITC)は2008年5月15日,タングステン(W)を用いた半導体製品に関して,米関税法337条に基づく調査を始めると発表した。米LSI Corp.と米Agere Systems, Inc.が2008年4月18日,ITCに特許侵害を訴えたことを受けた。LSI社とAgere社は侵害製品の米国輸入差し止めと侵害行為の停止命令を求めている。

 調査対象は以下の18社。Cypress Semiconductor Corp.,Freescale Semiconductor, Inc.,Integrated Device Technology, Inc.,Microchip Technology, Inc.,National Semiconductor Corp.,ON Semiconductor Corp.,Spansion, Inc.(以上,米国7社),AMIC Technology Corp.,Nanya Technology Corp.,Powerchip Semiconductor Corp.,ProMOS Technologies, Inc.,United Microelectronics Corp.(UMC),Vanguard International Semiconductor Corp.(以上,台湾6社),スイスMicronas Semiconductor Holding, AG,スイスSTMicroelectronics NV,オランダNXP B.V.,中国Grace Semiconductor Manufacturing Corp.,エルピーダメモリ。

 ITCは調査開始から45日以内に調査完了の目標期日を決める。ITCの処置命令は,米通商代表部に却下されない限り,発令から60日目に最終決定となる。

 エルピーダメモリはこの件に関して「訴状が届いていないためコメントできない」とする。同社は,DRAMの多層配線の配線間接続を形成する材料の1つとしてタングステンを使用している。

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