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図1◎追い越し禁止・速度制限警告システム
図1◎追い越し禁止・速度制限警告システム (画像のクリックで拡大)
図2◎車線逸脱警告システム
図2◎車線逸脱警告システム (画像のクリックで拡大)

 ドイツOpel社は、カメラで道路標識と車線を認識し、追い越し禁止と速度制限、車線逸脱をドライバーに警告するシステムを開発したと発表した。数ある道路標識の中で、追い越し禁止と速度制限のみを識別し、インパネにサインを表示する。速度制限区間が終わったことも表示できる。車線を逸脱した場合はインパネの点滅表示と音で警告する。どちらもドライバーに警告するだけで、車両の動きには介入しない。このシステムは、2009年に発売予定の新型車「Insignia」にオプションとして設定する予定。

 広角・高解像度のカメラとプロセッサは、米GM社とOpel社、部品メーカーのドイツHella社が共同で開発したもの。バックミラーの後ろに装着するカメラは1秒間に30フレームの撮影が可能。撮影した映像をGM社のソフトウエアで解析して標識と車線を認識する。システムは、明るさの度合いによって100mごとに標識を繰り返し読む。標識の円形パターンのみを選別し、中の数字を輪郭比較によって識別し追い越し禁止もしくは速度制限の標識だと認識すると、インパネに表示する。二つの標識が同時に出ている場合、追い越し禁止が速度制限に優先して表示する。ドイツの高速道路では車線によって速度制限が異なる場合があるが、走行している車線を認識することで正しい速度制限を表示できるという。

 車線逸脱警告システムは、2番目のプロセッサを使用する。ソフトウエアは、線状パターンを選別し、縦線を識別して走行車線を認識する。システムは50km/h以上で走行中に作動し、意図的な車線変更を除外するため、特定のアルゴリズムでウインカーとステアリングの動きによって判断する。