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 英picoChip社は,同社の第2世代にあたるSoCベースのベースバンドプロセッサである「PC3xxファミリー」を発表した(発表資料)。フェムトセルの市場をターゲットとしたもので,コスト削減に効果的という。

 PC3xxファミリーの最初の製品である「PC302」は,TR25.820やIu-hのインタフェースに対応し,最大4つの携帯端末をサポートする。ダウンリング14.4Mbps/アップリンク5.7Mbpsの性能で,現時点ではもっとも低消費電力/低コストのものとなる。

 PC302は65nmルールで製造され,3GPP NodeBモデムとRNCスタック,マネジメント機能,暗号化エンジン,通信アクセラレーション,シンクロナイズ,および周辺回路を内蔵している。またpicoArrayベースのマルチコアアーキテクチャを採用しており,現場でのアップグレードや柔軟なネットワーク構成の追加を可能にしている。

 レイヤ1は,WCDMA Release6に加えて,フェムトセルのゲートウェイやSIP/IMSに対応した新しいIu-hインタフェースが利用できる。また3GPPのTR25.820に対応しているため,2G/3Gネットワークのモニタリングが可能で,これにより通話の状況確認やハンドオフなどが可能となっている。またセキュリティ機能を強化したことで,認証や通話地点確認,暗号化,およびDoS攻撃への耐性などが可能となっている。