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 米Silicon Storage Technology, Inc.(SST)は,同社の8ビットMCUである「FlashFlexファミリー」の新製品である「SST89C58RC」を発表した(発表資料)。SST89C58RCは8051ベースのMCUで,最大400Kbpsの転送速度を持つSMBus(System Management Bus)を2本装備し,6×6mmのQFNパッケージで提供される。

 SST89C58RCは2.7V~5.5Vの電源で動作する。2本のSMBusを搭載し,省パッケージで動作電圧範囲が広いので,HDMIやHDTV,A/Vレシーバー,ホームアプライアンス,産業機器,ノートPC,DVDプレーヤー,Blu-ray Discプレーヤー,RFモジュール,指紋認証などのセキュリティアプリケーションなど,多彩な用途に利用できる。

 搭載されるフラッシュ・メモリは,同社のSuperFlash技術を利用したもの。FlashFlexファミリーの全製品は8051命令セットを採用しており,かつ同社の8051ベースの製品とピン互換を保っている。またFlashFlexファミリーはISP(In-System Programming)機能とIAP(In-Application Programming)機能を搭載しており,柔軟性の高い構成と,現場あるいはアプリケーション組み込み後のソフトウエア・アップデートを可能としている。ISPとIAPは開発コストの低減とTTMの短縮に効果がある。これらを利用することで,インターネットを含むネットワーク越しのリモート診断やモニタリングなども可能である。

 SST89C58RCは1KバイトのオンチップRAMと,34KバイトのSuperFlashメモリを搭載する。すでに量産が開始されており,1万個購入時の価格は1個1.25米ドルである。