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図1 環境ショーケースに展示された低消費電力の液晶テレビ
図1 環境ショーケースに展示された低消費電力の液晶テレビ
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図2 筐体は最厚部分で15cm程度と,最近の薄型テレビに比べて厚め。背面には冷却用と思われる穴が開けられている。
図2 筐体は最厚部分で15cm程度と,最近の薄型テレビに比べて厚め。背面には冷却用と思われる穴が開けられている。
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 シャープは,北海道洞爺湖サミットにおいて外務省が設置した「環境ショーケース」で,消費電力を大幅に抑えた26型液晶テレビの試作機を展示した(図1)。同社従来の液晶テレビ(2007年発売,「LC-26GH3」)に比べて消費電力を約1/3,年間消費電力量を約1/2に抑えたという。同社は消費電力などを直接公表していないが,従来品との比較から,消費電力は約40W,年間消費電力量は60kWh前後に相当すると予想される。実用化時期は未公表である。

 今回,液晶テレビの画面サイズと同等の太陽電池で電力を賄える程度にまで消費電力を削減できた。このため,シャープでは太陽電池と組み合わせて利用することを提案している。無電化地域でのテレビ視聴に有効とする。

 なお,シャープは消費電力の削減方法を明らかにしていない。現在,液晶テレビの消費電力削減策としては,直下型LEDバックライトを採用して,1画面の面内をいくつかの領域に分割し,表示する画像の領域ごとの輝度に併せてLEDを点灯させるローカル・デミングなどの開発が盛んになっている。例えば,日本ビクターが2007年CEATECにおいて開発に取り組んでいることを明らかにしている(Tech-On!関連記事)。

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