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最薄部9.9mm,最大28mmを実現した「ZX1」シリーズの40型液晶テレビ(後方は正面向き)
最薄部9.9mm,最大28mmを実現した「ZX1」シリーズの40型液晶テレビ(後方は正面向き) (画像のクリックで拡大)
壁掛け時。壁面と画面前面の距離は50mm以下。左は,ワイヤレスメディアレシーバーで,モニター部との間を無線伝送する
壁掛け時。壁面と画面前面の距離は50mm以下。左は,ワイヤレスメディアレシーバーで,モニター部との間を無線伝送する (画像のクリックで拡大)

 ソニーは,最薄部9.9mmや4倍速駆動など“世界初”をうたう液晶テレビを含む4シリーズ8機種のフルHD液晶テレビを発表した。2008年秋モデルとして10~11月に発売する(ニュース・リリース)。

最薄部9.9mmモデルはスピーカ,チューナを分離

 「ZX1」シリーズは,最薄部9.9mmをうたう。今回発表したのは40型である。バックライトにエッジ・ライト型LEDバックライトを採用した。導光板の4辺に白色LEDを配置することにより,CCFL(冷陰極管)に比べて厚みを抑えることができた。コントラストは3000:1である。

 本体はモニター部のみで,チューナは「ワイヤレスメディアレシーバー」に組み込み,モニター部と5GHz帯の無線通信で伝送する。スピーカは,テーブルトップスタンドのスタンド部に組み込んである。壁掛け時には,専用のスピーカ・ユニットをモニター部の下に取り付ける。

 モニター部で最も厚い部分は28mmある。今回,厚さ19.5mmの専用壁掛けユニットを開発,壁掛け時の壁から前面までの距離は50mmを切る。上下方向にチルトが可能な設計である。モニター部の重さは12.2kg,壁掛け専用スピーカ・ユニットは1.8kgで,壁掛け重量は15kgを切る。

補間画像を3枚挿入して240Hzを実現

240Hz駆動の「W1」シリーズ(40型)
240Hz駆動の「W1」シリーズ(40型) (画像のクリックで拡大)

 「W1」シリーズは,オリジナルの60コマ/秒のそれぞれのフレームについて映像のブレを補正した上で倍速の映像を作る「モーションフロー」をさらに進化させた「モーションフロー240Hz」で240Hz駆動を実現した。これまでのモーションフローが,補間画像を1枚作成して挿入して120Hz駆動を実現したのに対し,今回は3枚の補間画像を作成した。画面寸法は46型と40型がある。

RGB LEDバックライトでローカル・ディミング

高画質を追及した「XR1」シリーズ(46型)
高画質を追及した「XR1」シリーズ(46型) (画像のクリックで拡大)

 「XR1」シリーズは,RGB3色のLEDバックライトを搭載し,ローカル・ディミングによって実質的なコントラストを100万:1とした高画質モデルである。倍速技術は120Hzだが,これにバックライトの部分的なブリンキングを組み合わせることでホールド感をなくしたモーションフロープロ120Hzを採用し,動画性能も高めている。画面寸法は55型と46型がある。

チラつきノイズを抑えた新エンジン

細部のノイズ感をさらに抑えた「X1」シリーズ(40型)
細部のノイズ感をさらに抑えた「X1」シリーズ(40型) (画像のクリックで拡大)

 「X1」シリーズは,チラつきノイズを抑えた新画質エンジン「ブラビアエンジン2プロ」を搭載した。画面寸法は52型,46型,40型である。前回の「ブラビアエンジン2」では,暗部でのノイズを大幅に抑えたのに加え,今回は微小な動きの周辺に起きるチラつきノイズを抑える演算処理を加えた。これを実現するチップ「DRC-MFv3」を搭載し,画像のエッジを強調することなく精細感を高めた。

「高付加価値」「大型」を提供

 今回の機種は,いずれも40型以上である。同社テレビ事業本部 FTV事業部門 部門長の吉川孝雄氏は「37型以上の比率が2006年10月の20%から2008年7月には33%と増えているため,40型以上を提供する」とした。一方30型台は,Jシリーズ,Fシリーズを継続して提供するとする。また低価格のテレビ市場についても引き続き拡大を進め,「両面で攻める」(同氏)とした。

 各機種の市場推定価格は,ZX1シリーズの「KDL-40ZX1」が49万円前後,W1シリーズの「KDL-46W1」が40万円前後,「KDL-40W1」が29万円前後,XRシリーズの「KDL-55XR1」が75万円前後,「KDL-46XR1」が60万円前後,X1シリーズの「KDL-52X1」が53万円前後,「KDL-46X1」が43万円前後,「KDL-40X1」が32万円前後とする。

【動画】新型ブラビアをビデオでご覧いただけます

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