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 ソニーは,最薄部9.9mmの液晶テレビ「BRAVIA ZX1」に,5GHz帯の無線を使ったワイヤレス伝送機能を搭載した(Tech-On!の関連記事)。モニター部とワイヤレスメディアレシーバー部の間で,1080iのHDTV動画を無線伝送できる(なお,ソニーの発表資料によれば,1080pなどは無線伝送時に1080iに変換して伝送する)。

 欧米のニュース・サイトなどでは,ソニーが今回採用した無線チップはイスラエルAMIMON社製との見方が出ている。5GHz帯を利用することや,1080iのHDTV動画の伝送能力があることなどが理由である。またソニーは,AMIMON社の無線チップを用いた無線HDTV伝送仕様「WHDI」の推進団体設立メンバーであることも,こうした推測につながっている(Tech-On!の関連記事)。ただし採用の有無については,ソニー,およびAMIMON社ともに公表していない。

 AMIMON社の無線チップは,これまでにシャープの液晶テレビに採用されたほか(Tech-On!の関連記事),三洋電機の業務用プロジェクターなどが利用している(Tech-On!の関連記事)。5GHz帯無線LANと同等の20MHz帯域幅を利用しながら,MIMO技術と信号処理技術に工夫を施すことで最大1.5Gビット/秒程度の高速伝送が可能とする(Tech-On!の関連記事)。周波数帯域幅を40MHzに高めれば,最大データ伝送速度を3Gビット/秒まで高められると主張する。これにより将来は,1080pのHDTV動画を非圧縮伝送することも想定している。