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図1 国内コンテンツ産業の2007年の市場規模。DCAJのデータ
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図2 デジタル・コンテンツの分野別市場規模の推移。DCAJのデータ
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図3 デジタル・コンテンツ市場における,流通媒体別の割合(金額ベース)の推移。DCAJのデータ
図3 デジタル・コンテンツ市場における,流通媒体別の割合(金額ベース)の推移。DCAJのデータ
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 日本デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は2008年9月1日,産業団体などの公表値に基づいて推計した,2007年における国内コンテンツ産業の市場規模などの値を公表した。国内コンテンツ産業の市場規模は2006年比0.3%増の13兆8180億円,国内デジタル・コンテンツの市場規模は2006年比3.4%増の2兆6947億円だった。DCAJが「デジタルコンテンツ白書2008」を2008年9月2日に発刊するのに合わせて発表したものである。

 DCAJは,「映像」「音楽・音声」「ゲーム」「図書・新聞,画像・テキスト」の4分野に分けて,それぞれの推計値を積み上げるかたちで国内のコンテンツ市場の規模を調査している。2007年の全体の市場規模のうち,「図書・新聞,画像・テキスト」が前年比1.3%増の5兆8065億円,「映像」が前年比0.3%増の4兆8462億円,「音楽・音声」が前年比2.1%減の1兆8659億円,「ゲーム」が前年比1.0%減の1兆2994億円だった(図1)。

 なお,インターネット上の広告売上は,「コンテンツの分野に応じて割り振る根拠がない」(DCAJ)ため,「図書・新聞,画像・テキスト」に含めている。パソコン向けWebサイトの広告売上は前年比22.5%増の3970億円,携帯電話機向けサイトの広告売上は同59.2%増の621億円だった。これらが「図書・新聞,画像・テキスト」分野の主な増加要因となっている。

 デジタル・コンテンツの市場規模は,パッケージ媒体やインターネットを通じた,有料でのデジタル・コンテンツの販売金額をまとめた値である。毎年増加する傾向にあり,2008年には2007年比7.1%増の2兆8870億円になるとDCAJは予測している(図2)。

 デジタル・コンテンツの流通媒体別の割合では,「パッケージ流通」が減少傾向にあり,2006年の72.7%から2007年には69.3%になった。代わりに「携帯電話流通」が増加しており,16.8%から19.5%になった。「インターネット流通」は2006年の10.5%とあまり変わらず11.2%だった(図3)。