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 東洋紡は2009年をメドに,小型燃料電池に用いる固体高分子膜の生産能力を年間5万m2に拡大する計画であることを明らかにした。ノート・パソコンや携帯電話機に向けた燃料電池の需要が拡大するとみているためという。増産するのは炭化水素系の固体高分子膜で現在,1万m2の生産能力を備える。

 年間5万m2という年間生産量が,すべて燃料電池に利用された場合,仮に同社の固体高分子膜を使って80mW/cm2の出力密度を達成できたとし,膜の利用効率が50%しかなかったとしても,出力30Wのノート・パソコン向けであれば,約70万台分となる。一方,出力2Wの携帯電話機向けであれば500万台分と算出できる。