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IPネットワーク処理用LSI「ML7240-001LA」
IPネットワーク処理用LSI「ML7240-001LA」
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 OKIは,通信速度1Gビット/秒と省電力を実現するIPネットワーク処理用LSI「ML7240-001LA」を開発した(発表資料)。内蔵するIPプロトコル処理エンジンや音声エンジン,各種アクセラレータなどに処理を分散することでCPUへの負荷を低減し,通常動作時の消費電力を標準1.5Wに抑えたという。加えて,IPsec (IP security protocol)アクセラレータやQoS (quality of service)アクセラレータを内蔵することで,通信速度を落とさずにセキュリテイや品質を高めた通信を可能にした。このほか,同社独自のDSP搭載の音声エンジンによるVoIP機能を備えた。高速通信向けの家庭用またはSOHO用のルータ機器やVoIPゲートウェイ機器に向ける。

 周辺回路として,2チャネルのギガビットEthernet MAC向けのMII(media independent interface)とGMII(gigabit media independent interface),RGMII(reduced gigabit media independent interface)に対応する制御回路やUSB2.0ホスト・コントローラ,PCI2.2準拠のPCIのホスト・コントローラとデバイス・コントローラを搭載する。外部メモリ用に,DDR2 SDRAMメモリ・コントローラを搭載し,インタフェースはTDM,SPI,I2C,UART,GPIOに対応する。電源電圧は+3.3/2.5/1.8/1.2V。動作周波数は最大400MHz。CPUコアには「ARM926EJ-S」を採用。動作電圧は-30~+70℃。

 パッケージは,27mm×27mmの544端子BGA。2008年9月にLSIのサンプル出荷を開始し,2008年10月に評価ボードのサンプル出荷を開始する。量産開始は2009年3月を予定する。