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ソーラー・グレードSiから製造したセル
ソーラー・グレードSiから製造したセル
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 独Q-Cells AGは,太陽電池の国際学会・展示会「EU PVSEC」で,太陽電池専用のSi原料であるソーラー・グレードSiから製造したセル「Q6LEP3」を初めて公開した。2009年~2010年の実用化を目指しており,セル変換効率は既存のセルと同等の16%を目指す。

 ソーラー・グレードSiを使った太陽電池セルは,既存のSi原料を使ったセルに比べて,安定供給と低コスト化が可能になる。そのため,現在のSi原料不足を緩和する切り札として,その実用化に注目が集まっている。

 今回,Q-Cellsは「これで十分なセルを供給できるようになるため,太陽電池モジュール・メーカーはさらに早く成長できるだろう」(説明員)として,「GROW FASTER」の文字を太陽電池セルとともに掲げた。

 実用化に向けては,純度が低いソーラー・グレードSiを使って,どこまでセル変換効率を高められるか課題になる。

 展示したセルのスペックは,外形寸法が156mm×156mm(±0.5mm)で,厚さが180μmまたは160μm(±30μm)である。表面には,幅1.5mmの銀のバス・バーが3本あった。

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