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日本電産サンキョーが生産しているレンズ・アクチュエータ(写真:日本電産サンキョー)
日本電産サンキョーが生産しているレンズ・アクチュエータ(写真:日本電産サンキョー)
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 日本電産サンキョーは,携帯電話機向けレンズ・アクチュエータの生産能力を大幅に増強する(PDF形式の発表資料)。

 同社は2006年度にカメラ付き携帯電話機のオート・フォーカス機能向けレンズ・アクチュエータの生産を開始。これまでは香港の石龍工場で生産してきたが,今回,同工場の生産能力を従来の250万台/月から400万台/月に拡大するとともに,中国福建省の光ピックアップ工場でもアクチュエータの生産を始める。福建省の工場では当初の生産能力を400万台/月とし,さらに2008年12月には800万台/月へ拡大する計画。日本電産サンキョーとしては,2008年4月時点の生産能力250万台/月から12月時点で1200万台/月へ,5倍近い能力増強になる。

 日本電産サンキョーが生産するアクチュエータはVCM(voice coil motor)方式。同社によれば,競合技術のステッピング・モータ方式やピエゾ方式に比べて携帯電話機への採用率が高いという。同社は2012年度に携帯電話機向けレンズ・アクチュエータの世界市場シェア50%以上を目標に据え,今回明らかにした2008年12月までの増強計画以降も積極的に生産能力を拡大していく。