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 富士通マイクロエレクトロニクスと,台湾Nanya Technology Corp.は,DRAMに関する特許紛争で和解し,2008年9月2日付けで特許ライセンス契約を締結した(発表資料)。

 同契約に基づき,富士通はNanya Technology社のDRAM製品の輸入差し止めの申し立てを取り下げ,米国でのNanya Technology社に対する法的手続きを終了する。Nanya Technology社も,日本および米国での富士通に対する法的手続きを終了する。今回の契約には,金銭的な取り決めについてのライセンス条件が含まれているというが,その他の契約条件は明らかにしていない。

 富士通は2005年8月,Nanya Technology社の日本法人である日本ナンヤ・テクノロジーが輸入・販売するDRAM製品が,富士通の保有する特許を侵害しているとして,日本ナンヤ・テクノロジーを東京地方裁判所に提訴していた(Tech-On!の関連記事)。その際,富士通は特許侵害行為の差し止めや損害賠償などを求めた。その後,両社は控訴審で争っていたが,2008年5月には日本ナンヤ・テクノロジーが控訴を取り下げ,富士通の勝訴判決が確定していた(Tech-On!の関連記事2)。

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