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 米Avago Technologies Ltd.は,GPS機能を搭載する機器に向けて,FBAR(film bulk acoustic resonator)技術を使ったフィルタを集積した低雑音アンプ(LNA)「ALM-1612」を発売した(発表資料日本語資料)。対応する周波数帯は1.575GHz帯。携帯電話機やカーナビなどに向ける。

 動作時の特性は,電源電圧が+2.7V,消費電流が6mAのときに雑音指数が標準0.9dB,利得が標準18.2dB,IIP3(入力3次インターセプト・ポイント)が標準+2dBm,P1dB(1dB利得圧縮時の入力電力)が標準-8dBmである。内蔵するFBARフィルタは,携帯電話が利用するセルラー帯域およびPCS帯域を効果的に減衰できるとする。例えば+2.7V,6mAのときに1.575GHzに対する827.5MHzの減衰量は標準69dBc,1885MHzの減衰量は標準67dBcである。携帯電話機でのGPS同時動作に適しているとする。電源電圧が+1.8Vでの動作も可能である。

 GaAs基板を使ったE-pHEMT(enhancement-mode pseudomorphic high electron mobility transistor)技術を使って製造した。パッケージは外形寸法が3.3mm×2.1mm×1mmのMCOB(モールデッド・チップオン・ボード)。現在量産出荷中。1万個購入時の単価は1.31米ドルから。