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 リコーは,プロダクション・プリンティング(商用印刷や企業内での大量印刷)向けの製品やソリューションを展示する「Printing Innovation Center」を東京の本社ビル内に開設した。実機を使ってデモンストレーションしながら,顧客の課題に対する解決策などを分かりやすく提案するのが狙い。(1)印刷業者などのワークフローの課題解決をターゲットとした「オンデマンドプリンティング」,(2)帳票印刷を紹介する「基幹プリンティング」,(3)IBMとの合弁会社インフォプリント・ソリューションズが提供する大量の印刷物を安定した品質で出力するソリューションを見せる「ハイエンドサーバープリンティング」(4)オフィスソリューションを提案する「Operius」の四つのゾーンからなる。例えば(1)には「RICOH Pro C900」「imagio MP 1350」など,(3)には「InfoPrint 4100」「同1756J」などを展示する。これら実機のデモンストレーションに加え,顧客からの相談を個別に受け付け,解決策などをプレゼンテーション資料などを使って提案できる施設となっている。

 また,同センターの内装やプレゼンテーション資料などは,カラー・ユニバーサル・デザイン(CUD)にのっとって作っている。コントラストや配色,文字の種類や大きさなどを工夫して,赤色や緑色が判別しにくい色弱者でも読み取りやすいデザインとした。カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)が実施している「カラーユニバーサルデザインマネジメントシステム規格(事業所編)」の認定施設となっている。同規格は,CUDOがCUDの維持・向上のための組織的な取り組みを施設ごとに認定するもので,Printing Innovation Centerが第1号となった。同社は既に製品設計にCUDの考え方を取り入れており,今後は社外に向けた資料や報告書,ショールームなどにも展開していく考え。他の事業所についても,「設備の見直しが必要なので今すぐとはいかない」(同社)としながらも,認定の取得に向けた活動を展開したいとしている。