台湾のファブレスASIC/SoCメーカーのAlchip Technologies Ltd.は,ソニーの半導体事業本部にSiPの実装工程を委託することで,両社間で合意したと発表した(ニュース・リリース)。

 Alchipは,設計技術をウリモノにしている企業である。一般的なデザイン・ハウスとは異なり,製造をサード・パーティ企業に委託することで,ユーザーからはASICやSoCのメーカーのように見える点が特徴(Tech-On!関連記事1)。ASICやSoCのターンキー・サービスとも言える。

 同社は台湾企業だが,ユーザーの多くは日本企業である。特にソニーとは関係が深い。ソニーの半導体事業では,先端CMOS LSIの前工程から手を引く一方で,SiPの実装など後工程に注力する戦略を採った(Tech-On!関連記事2)。今回の発表は,この流れに沿ったものである。

 ニュース・リリースには,ソニーの橋本俊一氏(半導体事業本部マイクロデバイス事業部 事業部長)と,AlchipのKinying Kwan氏(CEO)のコメントが紹介されている。