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新材料を使ってモジュールを試作
新材料を使ってモジュールを試作
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 米Dow Corning Corp.は,太陽電池モジュールの製造コストを削減できる新たなシリコン材料を開発した。EU PVSECの展示会場では,新材料を使って実際に社内で試作したモジュールを展示した。

 Dow Corningが開発したのは,太陽電池セルとガラスを接着するEVA(エチレン・ビニル・アセチレート)フィルムの代替材料である。EVAフィルムの場合,ラミネータで加熱して,フィルムを太陽電池セルとガラスに接着する。処理時間は,四つのモジュールを一度に処理する場合に15分程度という。1モジュール当たりの処理時間は4分程度になる。

 これに対して新材料は,「詳細は明かせないが,液体状のシリコン材料を塗布するなどして,セルとガラスを接着する」(説明員)。モジュール当たりの処理時間は60~90秒になる。これによって,材料や製造装置などを含めた全体のコストを,EVAフィルムを使った場合に比べて安くできるとした。

 なお,試作したモジュールに使った太陽電池セルは,中国Trina Solar社の製品である。

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