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[図]三菱航空機社長の戸田信雄氏(中央),同常務執行役員(技術担当)の宮川淳一氏(左),同営業部長の瀧川洋輔氏(右)。
[図]三菱航空機社長の戸田信雄氏(中央),同常務執行役員(技術担当)の宮川淳一氏(左),同営業部長の瀧川洋輔氏(右)。
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 三菱航空機は,2013年の初号機納入を目指す小型ジェット旅客機「MRJ(Mitsubishi Regional Jet)」の開発/販売/カスタマーサポートにおいて,米Boeing社からコンサルティングを受けることでBoeing社と契約を締結した。これにより三菱航空機は,Boeing社の次世代中型ジェット旅客機「Boeing 787」に適用された複合材主翼に関する技術について,もともと同社が保有する技術に加え,Boeing社が保有する技術の活用が可能となる。また,販売に関しては顧客へのアプローチの仕方やそのためのツールに関するノウハウを,カスタマーサポートでは機体納入後の部品供給の方法や乗務員/整備員の訓練方法などのノウハウを提供してもらえるようになるという。

 MRJは,2011年の初飛行を目指して現在開発中。2008年7月11日には,採用を決めているエンジン「PurePower PW1000G」(米Pratt&Whitney社)の初飛行を実施し,40時間以上に及ぶ飛行試験を成功裏に終えている。同飛行試験では,米Pratt&Whitney社が保有する「Boeing 747 Flying Test Bed」を利用した。Flying Test Bedとは,実際の飛行状態でエンジンの空中試験を実施できるようにした試験機のこと。2008年第4四半期には「Airbus A340-600 Flying Test Bed」に搭載し,同エンジンの飛行試験を実施する計画としている。この試験では,同エンジンの性能とノイズ,および機体への適合性を評価する予定だ。