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図1◎一部改良した「レジェンド」
図1◎一部改良した「レジェンド」 (画像のクリックで拡大)

 ホンダは、セダン「レジェンド」を一部改良し、2008年9月5日に発売すると発表した。一部改良では、内外装デザインの変更のほか、エンジン排気量を3.7Lに拡大し、歩行者の頭部保護性能を高める「ポップアップフードシステム」、横滑り防止装置「VSA」と電動パワーステアリング「EPS」を協調制御してステアリング操作を支援する「モーションアダプティブEPS」、燃料消費量の少ないルートやETC割引を優先したルートを配信する「インターナビ・ルート」システムを搭載した新型「HDDインターナビシステム」を採用する。

 エンジンは、排気量を3.5Lから3.7Lに拡大した可変バルブタイミング・リフト機構付きV型6気筒エンジンを搭載し、パドルシフト付き5速自動変速機と組み合わせる。最高出力は227kW(309PS)/6300rpm、最大トルクが370N・m/5000rpm。10・15モードでの燃費は8.5~8.8km/L、CO2排出量は263.8~273.1g/km。また、新型レジェンドでは実際の走行に近い値となる新燃費基準「JC08モード」に対応した。JC08モードでの燃費は8.3~8.6km/L、CO2排出量は270.0~279.7 g/kmとなる。

図2◎ポップアップフード
図2◎ポップアップフード (画像のクリックで拡大)

 欧州仕様のレジェンドで以前から採用していたポップアップフードシステムを、ホンダの日本仕様車として初めて備える。ポップアップフードシステムは、車速センサと、フロントバンパーの3カ所に組み込んだGセンサで歩行者との衝突を検知し、アクチュエータによりフードのフロントウインドー側を約10cm持ち上げる。これによりエンジンなどの硬い部品とフードの間に空間ができ、歩行者の頭部への衝撃を軽減する。

 モーションアダプティブEPSは、ABSとトラクションコントロール、横滑り防止装置を組み合わせたVSAと、車速や操舵角に応じてアシスト量を制御するEPSを協調制御し、車両の挙動を安定させるためにステアリング操作を支援するもの。今回、同社の国内販売モデルとして初めて採用し、今後発売する新型「オデッセイ」や新型「アコード」にも搭載する予定。

 外観は、大型のフロントグリル、スポイラーを一体化したトランクリッド、新デザインの17インチアルミホイールを採用した。ボディカラーには、パール顔料粒子を均一に並べて輝きを増した「アルバータホワイト・パール」を追加した。

 今回の一部改良に併せて、新たにスポーティーグレードの「ユーロ」を追加設定した。ユーロでは、クロム調めっきを施したパーツや、18インチのアルミホイール、本革と木目調を組み合わせたステアリングとシフトレバー、赤のダブルステッチを施したシートなどを採用した。さらに専用ボディカラーとして「シルバージェイド・メタリック」を設定した。

 新型レジェンドの価格は555万~665万円、レジェンドユーロは593万~635万円(いずれも消費税込み)とした。販売台数は月間100台を計画している。

図3◎ポップアップフードのシステム構成
図3◎ポップアップフードのシステム構成 (画像のクリックで拡大)
図4◎ポップアップフードを使用した場合の歩行者保護性能試験
図4◎ポップアップフードを使用した場合の歩行者保護性能試験 (画像のクリックで拡大)
図5◎「モーションアダプティブEPS」の作動イメージ
図5◎「モーションアダプティブEPS」の作動イメージ (画像のクリックで拡大)
図6◎「レジェンド ユーロ」シルバージェイド・メタリック
図6◎「レジェンド ユーロ」シルバージェイド・メタリック (画像のクリックで拡大)