[画像のクリックで拡大表示]

 チェンジビジョンは2008年9月4日,UMLをはじめとする設計文書をWeb上で共有し,設計文書にコメントを付けることでコミュニケーションを行うソフトウエア「JUDE/Share」を発表した。同月10日からβ版を配布し,10月27日に提供を開始する。無償の「Free Edition」と1サーバー当たり20万円の「Entry Edition」の2種類を用意する。同社代表取締役社長の平鍋健児氏によると「ホワイトボードを使ってコミュニケーションするように,インターネットで設計文書を共有できる」製品だという。

 同社のシステム設計ツール「JUDE/Professional」で作成したUML,ER図,フローチャート,マインドマップの各文書をWebサーバーで共有することで,アカウントを登録したユーザーがWebブラウザーで閲覧できるようになる。JUDE/Share自体には設計文書の作成機能はない。JUDE/Shareで共有した文書に対して,ユーザーが個々の要素(例えばUMLのクラス図であればそれぞれのクラス)にコメントを付けられる。コメントへの返信コメントを付けることもできる。個々のコメントには一意のURL(パーマネント・リンク)が割り振られるため,コメントのURLをメールで送るといったことが可能。特定の文書にアクセスできるユーザーを指定するアクセス管理の仕組みも持つ。

 登録可能な設計文書は,Free Editionは2ファイルまで,Entry Editionは30ファイルまで。ちなみに,無償で公開されているシステム設計ツール「JUDE/Community」で作成した設計文書は登録できない。

 2009年には,登録できる設計文書の数を増やし,リアルタイムでのコミュニケーションにも対応した上位エディションのリリースを予定している。将来的には,現在のJUDE/Professionalが持つ文書作成機能をWebブラウザー上で実現する製品の開発を目指しているという。