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 USENは,音楽CDを店頭で作成・販売する事業を手掛ける子会社「ミュージックグリッド」を設立すると発表した(発表資料)。エイベックス・グループ・ホールディングス,ビクターエンタテインメント,ケイダッシュ,およびその他企業と共同で出資する。資本金は3億円。

 新会社が提供するサービスは,過去の名曲やヒット曲を中心とした音源をデジタル・アーカイブ化し,CD販売店などで顧客の注文に合わせてCDを作成・販売するというもの。店舗におけるCDの作成には,専用の端末を用いる。端末上で注文の商品を選択すると,CDとともにCDのジャケットや歌詞カードが印刷されるという。

 これまで,レコード会社が製造した音楽CDは,在庫や流通の問題によって,発売から一定期間が経過すると販売中止や廃盤となることが多かったとUSENは説明する。このため,消費者は欲しいCDを購入できない場合もあったが,今回のサービスによってこの問題を解決できるとする。また,レコード会社にとっては在庫を抱え込むリスクや生産中止・廃盤時の返品および廃棄費用が発生しないほか,在庫リスクが発生しないことによって,販売予定数の少ない音源でも販売が可能になる利点があるとする。CDの販売店にとっても,来店率の向上や,CD作成時の待ち時間による店内滞留時間の増加,レコード会社との商品の取次ぎなどが不要になる利点があるという。