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 オランダRoyal Philips Electronics社は,メキシコに保有する薄型テレビ組み立て工場をEMS企業の欧州Elcoteq SEに売却する(ニュース・リリース)。これにより,Philips社は北米地域のテレビ事業について,製造・販売とも撤退を完了させたことになる。

 Elcoteq社はこの買収にあわせ,Philips社に対して南米向けテレビの製造受託サービスを提供する。加えて,「Philips」や「Magnavox」ブランドの使用権を得て北米・カナダ向けにテレビを販売する船井電機に対しても,製造受託サービスを提供する。船井電機は,中小型テレビは自社の中国工場で製造し,大型テレビは日本ビクターおよびElcoteq社の両メキシコ工場に製造を委託する体制となる。

 工場の買収金額は3200万米ドル。メキシコ工場の約740人の従業員はそのままElcoteq社が雇用する。同社は,2009年以降の同工場の売上高を2億5000万米ドル前後と見込んでいる。